東京なかの国際ダンスコンペティション

年齢、舞踊の種類を問わず参加者を募る東京なかの国際ダンスコンペティションとなかのセミナーコンペティションとともに広いダンスの世界へ!
なかのセミナーコンペティション2017講評

なかのセミナーコンペティション2017講評

なかのセミナーコンペティション データ

・日時:2017年7月30日(日)13:00~18:30
・会場:なかのZERO小ホール
・参加数:56組
・参加者地域:北海道 茨城県 栃木県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 石川県 静岡県 愛知県 
・「第19回東京なかの国際ダンスコンペティション」決選出場シード権獲得作品数:3作品
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 第19回・東京なかの国際ダンスコンペティション(8月13日-21日・なかのZERO大・小ホール)に先がけて開催された「なかのセミナーコンペティション(7月30日=なかのZERO小ホール)」――。56組がエントリーして、これまでに培ってきた技と感性を力いっぱい披露した。主催する なかの洋舞連盟の[専門家]6人が観てアドバイスシートに記入して、その場で手渡し、加えて出場者に対面方式でアドバイスする。アドバイザーたちの思いは共通して「すてきなダンサーに成長してほしい」であった。
 いろいろなタイトルがある。内容もスタイルもさまざまだ。順位を競うコンクールではないから伸び伸びとしているのがいい。作者(振付家・指導者)はテーマをダンサーに託す。そのテーマを踊り手たちは舞台で力いっぱい表現した。衣装も多彩。カラフルであったり単色であったり、美しかったり、かわいらしかったりで、作品の内容にそってデザイン、カラーが多くなった。凝ったものが増えていることを喜ばしく思う。

 その出場者たちの技量――。「とても高い」が数人いた。「まずまず」がかなり多かったが「もうひと頑張りほしい」も多かった。日常的なレッスンの成果は舞台にあらわれる。いま小学生も中学生もとても忙しい。将来ダンサーになるのでなくても、けいこの量は多い方がいい。適度にきびしいレッスンを受けることで「舞踊」だけでなく[表現力]が増して大人になってからも役に立つ。

 年齢に関係なくやがて「自分で創ってみようかな」と思うようになったら、先生と生徒が一緒になって創ってみるといい。そのことで先生も思わぬテーマを発想したり、子どもたちには[企画する力]が生まれ、養われることになる。「セミコン」は小規模な催しだが出場者、指導者にとって「可能性と夢」を広げるもの――と信じている。

                      寺村 敏=エッセイスト・舞踊評論家

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